佐賀県鳥栖市で注文住宅を手がける伸晃建設が選ばれる理由についてお話しします。

ファクスの生みの親で、東京電機大学の初代学長だった丹羽保次郎氏の名言に「技術は人なり」というものがあります。伸晃建設も同じ考えを大切にしています。人が育たなければ技術は育たない、技術がなければ人を育てられない──当社が従業員1人を一人前に育てるために10年という長い時間をかけて社内教育しているのはまさにこうした理由から。しかし、同じ言葉でも、建築業でいう技術にはより広範な意味が含まれています。施工品質の良し悪しを見抜く力、理想とする建物のイメージを具現化する力など、この世界で活躍するにはさまざまな技術的側面を磨かなければなりません。だからこその「10年」。きわめてシンプルですが、この間にできるだけ多くの現場を経験させることが教育の真髄と言えるでしょう。重要なのは、一般住宅の新築・リフォームだけでなく、公共工事、商業施設の工事などあらゆるフィールドで得た蓄積。この集大成が伸晃建設という企業の力です。

多くの建築家、設計事務所とのコラボレーションによる案件を多数手がけている伸晃建設は、こうした経験を通じて、一般住宅の建設から公共工事までさまざまなカテゴリでそのフィールドを広げてきました。当社が、住宅デザインをよく理解し、設計思想や指示を忠実に施工へと反映する技量に長けているのはこうした背景があるからです。また、担当者が全員、建築士などの資格保有者である点も他の施工業者にはない強み。しかし、私たちが誇るのは、それだけではありません。与えられた設計や仕様に忠実なのはもちろん、その条件で最大限コストを最適化し、プランとしての完成度を高めることができる点も伸晃建設ならでは。有能な施工業者をお探しの設計事務所様、建築家の皆様、こうした確かな蓄積と建築デザインのトレンドにもフレキシブルに対応できる私たちをぜひパートナーにお加えください。

公共工事受注には大きなハードルがあります。たとえば、地元である鳥栖市ではさまざまな条件をクリアしたAランク企業でなければ、一定価格以上の規模の案件には入札ができません。このAランク企業になるには、技術力はもちろん、価格提案力、過去の実績、経営状態などさまざまなポイントで一定以上の評価を獲得しなければなりません。つまり、いかに建設業という仕事を通じて地域社会に貢献したいと願っても、まずはAランク企業にならなければ、その想いも叶えられないということになります。幸いながら、伸晃建設は鳥栖市でも数少ないAランク企業の一社。しかし、だからといって現状に安住はできません。この企業評価は毎年更新されるため、つねに技術力、経営力を含めた企業力総体を維持しなければならないからです。私たちが企業として目標に掲げる地域貢献、地元のランドマークとなるような建物、時代を超えて受け継がれる建物の建設に携わり続けるために、伸晃建設はこれからも企業としての資質と可能性をたゆまず磨いていきます。

地域貢献にかける伸晃建設の想いは創業当時から少しも変わっていません。ましてや、地方が衰退を続ける今日にあって、愛する故郷、ホームタウンである鳥栖市を盛り立てていくのは、地元建設業のリーディングカンパニーである私たちをおいてほかにはないとまで自負しています。確かに時代の様相は変貌を続けていますが、地域経済のエンジンとなるのは今も昔も建設業。したがって、当社が成長し、企業として拡大していけば、街は美しく、安全な都市へと変貌し、同時に創出された新たな雇用により地域の経済が活性化するに違いありません。また、地域内の建設業者も競って技術・技量を高め合えば、その相乗効果でさらなる発展が期待できるでしょう。このように、私たちの視線はすでに未来へと向けられています。